正しい姿勢の定義とは?良い姿勢には3つの条件がある。
前回は、正しい姿勢とは「背筋を伸ばすこと」だけではない、というお話をしました。
では、具体的にどんな姿勢が「良い姿勢」なのでしょうか?
当院では、正しい姿勢を考えるうえで、3つのポイントが重要だと考えています。
① 安定していること
まず大切なのは、身体を無理なく支えられること。
立っているときに左右どちらかへ大きく体重が偏ったり、常にどこかの筋肉に力が入っていたりすると、身体は余計な負担を抱えることになります。
② 無理なく維持できること
「良い姿勢にしよう」と頑張って胸を張り、お腹に力を入れ続ける。
これでは、良い姿勢を作っているつもりでも、身体にとっては疲れる姿勢になってしまうことがあります。
本当に良い姿勢は、できるだけ余計な力を使わずに保てることが重要です。
③ 動きやすいこと
そして、もう一つ重要なのが「動ける姿勢」です。
人間は、立ったまま生活するために存在しているわけではありません。
歩く、しゃがむ、立ち上がる、振り向く、階段を上る。
こうした動作へスムーズに移れることも、良い姿勢の大切な条件です。
つまり、
正しい姿勢とは「形」だけではなく、「安定して、無理なく、動ける身体の状態」なのです。
そして、その身体を一番下で支えているのが「足」。
次回は、「良い姿勢なのに、なぜ疲れるの?」という、一見矛盾した問題について考えてみます。