良い姿勢なのに疲れる?姿勢と肉体疲労の意外な関係
「姿勢を良くすれば、疲れにくくなる」
そう聞いたことはありませんか?
確かに、姿勢と疲労には深い関係があります。
しかし、ここで注意したいのが、「背筋を伸ばせば疲れにくくなる」という単純な話ではないということです。
例えば、胸を張り、背筋をピンと伸ばし、お腹に力を入れた状態を一日中続けたらどうでしょう?
おそらく、かなり疲れるはずです。
なぜなら、それは「良い姿勢」ではなく、筋肉で頑張って作っている姿勢になっている可能性があるからです。
本来、身体は骨格をうまく利用しながら、必要以上に筋肉へ負担をかけずに身体を支えています。
ところが身体のバランスが崩れると、一部の筋肉が長時間働き続けることがあります。
すると、
「肩が重い」
「腰がだるい」
「背中が張る」
「夕方になると身体全体が疲れる」
といった感覚につながることがあります。
つまり、疲労を考えるときには、
「どれだけ身体を動かしたか」だけではなく、「どのような姿勢で身体を使っていたか」
も重要なのです。
そして、もう一つ見逃せないのが「足元」です。
身体を支えている一番下の部分が不安定なら、その上にある膝、骨盤、背骨などがバランスを取ろうとします。
では、なぜ当院では姿勢を見るときに「足」を大切にするのか?
次回は、「姿勢は足元から崩れる?身体の土台である足の重要性」についてお話しします。